くよくよしててもしょうが無い
一度吹っ切ることが大事
「100歳の詩人 柴田トヨ」
『くじけないで』より
”自分に”
ぽたぽたと
蛇口から落ちる涙は
止まらない
どんなに辛く
悲しいことがあっても
いつまで
くよくよしていては
だめ
思いきり
蛇口をひねって
一気に涙を
流してしまうの
さあ 新しいカップで
コーヒーのみましょう
「100歳の詩人 柴田トヨ」
『くじけないで』
1911(明治44)年6月26日 栃木市に生まれる。
裕福な米穀商の一人娘だったが、十代の頃に家が傾き、料理屋などヘ奉公に出る。
三十三歳のとき、調理師の柴田曳吉と結婚。翌年、健一を授かる。
曳吉とは1992(平成4)年、死別。宇都宮市内で一人暮らし。
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