真夏の暑い日 高温になる工場で水もあまり飲まずに作業を続けた
その夜腰に痛みが出始めた
いつもの腰痛だと思っていた
横になっていても痛みは収まらない
痛みはどんどん酷くなってきたが救急車を呼ぶ勇気はない
まだ動ける自分のために救急車を呼ぶ判断は難しい
我慢できず夜中に自分の車を運転して救急病院に行った
当時マニュアル車だったので背中が痛くてクラッチを強く踏み込めない状態だった
酔っ払いと間違われながらもやっと診察室に入れた
尿管結石と診断され痛み止めを飲んでその日は帰宅した
翌朝入院となった
救急車で行けば患者としてスムーズに受け入れられたのかも知れないと思った
入院後CTスキャンを取るため造影剤を入れられた
尿管を石が塞いでいるので腎臓がこれまで以上に膨らみ痛みが増した
点滴と薬で食事もできず3日後やっと重湯が出た
手術では無く薬で溶かして自然に石を排出する
水を沢山飲む事が必要だと聞き 友人に色々な種類の水を買ってきてもらった
Volvicが旨いと感じそれ一途になった
結果として自然に排出出来たみたいだけどトイレの網では石は見つけられなかった
X線で排出を確認した
尿管に石がたまらないように階段の下りでトントントンとリズミックに降りていく事が予防になるらしい
当然今も階段の下りには気を付けて降りている
原因は色々言われているが 大事な事は食事と水の摂取と運動
水の摂取は一番
おまけ
どこかの大学の先生が来ての回診
「ここは痛くないですか?」と先生
私は痛くないので「痛くない」と答えた
すると看護師長が強く「痛いでしょ!」と
これがテレビ番組みたいな病院の実態かと思った
おわり