尿管結石の痛みのはじまり

真夏の暑い日 高温になる工場で仕事をしていた
水をほとんど飲まずに作業を続けた
朝から夕方までそんな状態が毎日続いた
夜は乾いたのどにビールを流し入れていた

ある夜腰に軽い痛みがあった
腰の部分を後ろから叩くと痛みが強くなる
いつもの腰痛だと思っていたが
横になって休んでいても痛みは収まらない
風呂に入って腰を温めても治らない
痛みはどんどん酷くなってきた
しかし救急車を呼ぶ勇気はない
まだ動ける自分のために救急車を呼ぶ判断は難しい

我慢できなくなり動けなくなるうちに病院に行こうと考えた
夜中AM2:00に車を運転して救急病院に向かった
当時マニュアル車だったので背中が痛くてクラッチを強く踏み込めない状態だった
どうにか近くの救急病院の駐車場に着いた

緊急入口のインターフォンを鳴らした
隣の入口から看護師がこちらを確認した
酔っ払いのいたずらと間違われながらもやっと待合室に入れた
だんだん痛くなっていく腰を押さえながら状態を説明した
その後当直の先生が症状を見てくれた
尿管結石と診断された
痛み止めの薬をその場で飲まされた
明日また入院の準備をして来て下さいと言われ今日は帰ることになった

翌日入院の準備をして病院へ向かった

友人の車で病院まで送ってもらい入院手続きを終わらせて病室へ入った
入院着に着替え診察に呼ばれるのを待った
X線室に入りCT検査を待った
CT検査をするため造影剤を点滴で投与された
左の腎臓と膀胱の間の尿路に結石が見つかった
尿管を石で塞がれている状態での造影剤投与で腎臓がこれまで以上に膨らみ痛みが増した
病院に居るという安心感で痛みは少し我慢できた

治療は薬物療法で自然に尿として排出する方法が選択された
点滴と薬で食事もとれず3日後やっと重湯が出た

水を沢山飲む事が必要だと聞き 友人に色々な種類の水を買ってきてもらった
水だけを飲み比べると好きな種類が決まってきた
水にも味があることに気が付いた
異常な量の水を飲むことと点滴でトイレに頻繁に通った
点滴スタンドを転がしながらトイレへ向かう姿は如何にも病人そのものだ

入院して痛みは押さえられていた
隣のベッドの老人と仲良くなった
その老人は相撲が好きでテレビをよく見ていた
私の好きな関取の取り組みが始まりそうになると廊下に居る私を呼んでくれた
ベッドに座り大相撲を楽しんだ
痛みが無くて食事が出てテレビを見てそして健康管理をしてくれる
入院でなければ幸せな毎日だと勘違いしてしまいそうだった

ある日隣のベッドに入院してきた中学生が就寝時間後のテレビの音をイヤホン無しで聴いていた
うるさくて思わず少年を注意した
その日から私は大部屋のヒーローになった
痛みは減少し居心地の悪くない入院生活だった

トイレで毎回おしっこを回収網を通して石の有無を確認した
結果としてトイレの回収網で石は見つけられなかった
薬で溶けて流れたみたいだった
最終的にX線で石が消えているのを確認した

原因は
水分摂取量 食事の偏り 糖分や塩分の摂取量 運動不足 ストレス等があるが生活習慣が関わっているとされている
石は急に出来たわけでは無く日々の生活や食事等から少しずつ成長していく
体質もあるようだが生活習慣や食事管理は特に注意したい
予防としては 
水分摂取は1日2L以上を心がける(それぞれの体格等により違いはある)
塩分や糖分 脂肪分の多いものを食べ過ぎないなどバランスの良い食生活を心がける
石の出来やすい食事というのもある

私の場合結石の原因になりやすい食事と水の摂取不足が原因らしい
すごく当たり前の原因だった

尿管に石がたまらないように階段の下りでトントントンとリズミックに降りていく事も予防になるらしい
とにかく石を落としていくような運動が大事

大事な事はバランスの良い食事管理と水の適量摂取と運動管理
水の摂取は必要最小限に特に必要なこと
水の摂取は色々な病気のためにも大事
普通の健康診断では尿管の検査はしない
人間ドックなどの超音波検査の項目がある場合は石を見つけることはある
しかしいつ発症するかは分からない
結石は痛みが無くても尿管に存在していることが多い
結石は毎日の生活の結果なので常に意識していたい
結石は自分の意識で予防できる
結石の原因は他の病気の原因にもなり得る
病気になったらその病気の知識は付くが病気にならなくて知識がある方が良いのかも知れない

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