歯周病そしてブリッジ

右下の歯肉の一部が下がってきた
最初はそんなに気にはしていなかった
歯ブラシのブラッシングだけはしっかりしようと思っていた
それでも歯肉の下がりは止まらなかった
時々腫れも出てきた
出血もあった
歯肉の下がりは少しずつ酷くなってきた
痛みも出てきて歯科医院に行った
運悪くその歯科医院は廃院を計画していた
痛み止めの薬をもらって治療は中断した
痛みが止まればまた歯科医院に行くことを忘れてしまう

そのままの状態で生活しているうちに歯の根が見えるまで歯肉が下がってきた
痛みで咬み合わせが悪くなっていた
咬合が悪いことが原因のひとつで顎関節症が悪化していた

動かない顎を気にしつつも歯を治すことを考え始めた
ついに歯科医院に通い始めた
X線撮影の結果2本の歯(右下の5番目と6番目)の根が折れていて保存的な治療では治せないことになった
インプラントも考えたが歯の下の骨も溶けておりインプラントには耐えられないとの判断
結局2本を抜歯して4本ブリッジにすることにした

そこでひとつ問題があった
水平に生えている親知らずが邪魔になってきた
結局3本(5番目6番目と8番目)抜歯して4本ブリッジ(4567)にすることにした
結構大変な治療になった

抜歯時には顎に大きな力が掛かる
とてもそのままでは治療できないと感じ不安定な顎を押さえるために自分の手で顎を支えていた
こんな患者他にはいないだろうと思いつつ両手に力が入った

数回の治療で抜歯は完了した

ブリッジができるまでに必要になるのが仮歯
4本仮歯は1本単価の4倍の価格
最終的には不必要なのに結構な費用が必要になる

次は土台になる2本の歯の治療
これが上手くいかなければブリッジはできない
また時間をかけて治療した

土台になる2本の歯の治療も無事終わった
ついにブリッジの準備
歯形を取りブリッジ制作が始まった

何もない空間に仮歯を入れて本物を待った
仮歯は途中で割れたり欠けたりその都度修正が入った
つい仮歯であることを忘れて硬いものを咬んでしまったりしたことが原因

数ヶ月かけてブリッジが完成した
これで普通に食事が出来ると安堵した

最初は慣れていない事もあって痛みがあったが徐々に慣れてきた
均等に左右の歯で咬むことができるようになったことで顎の復活も望んでいる

2本の土台の歯が使えたからブリッジができたけど だめだったら今どのような歯になっているのだろう
身体のために精神のために歯の健康は欠かせない
健康の元は歯から始まると言うことを実感している

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