定期的にライブを聴くため上京して友達と合流する
蕎麦好きの二人の昼食は決まって蕎麦
老舗の蕎麦を楽しんでいる
まずは[かんだやぶそば]
江戸末期からの流れをくみ
創業明治13年(1880年)
2013年2月火災で半焼 店舗の約3分の1を消失
2014年10月リニューアルオープン
火事になる前に行った
11時30分の開店前に行った
多少並んでいる人は居たが気になるほどではなかった
女将の”いらっしゃ~い”と独特なかけ声
中庭の見える席で情緒を楽しみながらせいろそばと天ぷらを頼んだ
隣では板わさに日本酒というそば屋の王道の飲み方をしている粋なおじさん
午後に用事があるので我々に酒はなかった
江戸のそばは旨い
立川談志が言うほどつゆの辛さは感じなかった
そばをゆっくりと楽しんで店から出た
多くの人が並んでいた
火災から復活後の店舗に行った
昔の雰囲気を残した造りになっていた
入口は昔と同じ
内装も昔の雰囲気を残した造りになっていた
中庭の見え方も変わらない
”いらっしゃ~い”と変わらぬかけ声
これが[かんだやぶそば]だと感じた
今度もせいろそばと天ぷらを頼んだ
今回も酒は無かった
そばは相変わらず旨い
蕎麦と言えば池波正太郎
”むかしの味”で[神田まつや]の思い出が載っている
ずっと行きたいと思っていた
1884年(明治17年)創業
[かんだやぶそば]に行く数年前に始めて行った
今回また行きたくなってライブ前昼食で伺った
店構えも店内も雰囲気があって落ち着く
老舗なのに敷居の高さを感じることは無く入りやすい店
ふらっと行きたい名店
軽くもりそばで次の予定に向かった
また次の回の昼食は日本橋の老舗に行った
[室町砂場]
阿部寛主演「新参者」のロケ地にもなった[室町砂場]
明治2年創業
開店の15分ぐらい前に並んだ
4~5組の行列
スムーズな入店そして丁寧な接客
雰囲気の良い名店だと感じた
阿部寛が蕎麦を食べているシーンを思い出した
初回は天ざるを頼んだ
2回目はもりとざるを1枚ずつ頼んだ
3回目ももりとざるを頼んだ
この店のもりとざるの味の違いを感じながら頂ける楽しい時間
酒は無かったがお気に入りの店だ
東京駅からちょっと離れたところに[藪伊豆総本店]がある
地下街を通れば出口からすぐだが始めて行くにはmapが必要だった
店内も広くて開店前に並ばなくても入店できる
優しそうな女将の接客で2階に通された
ゆったりとしたレイアウトで落ち着いて食事ができる
注文は天せいろ
そばは2枚で1セット
セットとしては適量だと思った
天ぷらも旨い
江戸の蕎麦は旨い
これからも江戸の蕎麦を求める旅は続けるつもり
蕎麦が旨くて雰囲気が良くて接客が丁寧で長居をしたくなる店が私のお気に入り
味はそこそこなのに価格が高くて雰囲気の悪い店もそこらにはあるが名店に出会ったときの幸せの準備だと思ってあきらめることにしようと思う
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