昭和時代 福岡県人の野球の楽しみは西鉄ライオンズだった
稲尾和久、中西太、豊田泰光、池永正明、東尾修、白仁天、土井正博、
当時テレビ中継は無くラジオの実況を聴いていた
弱いライオンズが勝つことを祈って
そして大事件が起きてしまった
”黒い霧事件”
野球賭博に加担した多くの選手が永久追放された
追放されない選手もいた
西鉄ファンはショックだった(疑惑の処分があったのではないかと)
あの”黒い霧事件”の影響で経営不振に陥りついに身売りとなった
そして太平洋クラブライオンズ→クラウンライターライオンズと球団名は変わりついに1978年国土計画へ売却 球団名を「西武ライオンズ」と変更され本拠地は埼玉県所沢市へ移転した
この時の福岡県人のショックは計り知れない
福岡からプロ野球球団がなくなったのだから
どこの球団を応援して野球を楽しめば良いのか
当時埼玉に居たので少しずつ西武ライオンズを受け入れようとしていた
でも本心は違った
西鉄ライオンズのファンから抜けられない
10年後1989年南海ホークスがダイエーに買収され本拠地を福岡市に移転し「福岡ダイエーホークス」が誕生した
この時も福岡県人は微妙だった
最大のライバル 今まで敵としていた南海を急に応援出来るのか?
しかし強くなっていくうちにファンは増えていった
そして「ソフトバンクホークス」になった今はこの球団を地元の球団と認めている
昔を知っている人たちはどう思っているのだろうか
でもまた日本一は願っている