昔の映画館からサブスクへ

コロナになる前には 月に1~2回劇場に映画を観に行っていた
友達と観た映画の話をしたりした
予告から次の上映を楽しみにしていた

小学生の頃は”ゴジラシリーズ”を楽しみに映画館に行ってた
同時上映の”加山雄三の若大将シリーズ”も観た
上映途中で入室して2本立ての映画を通しで観て入室したときの映像になったタイミングで出ていくという流れだった
当時映画は大人気で同じ通りに何軒もありほとんどが立ち見の状況だった
一回入れば続きで何回観てもOKだった
館内は喫煙OKだったのでスクリーンが煙で霞んでいた
飲んだものや食べたものは帰るとき椅子の下に置いていくのが普通だった
掃除が頻繁にされることも無く足下はゴミだらけだった
そして側にあるトイレは臭かった
トイレの近くのシートはその臭いに耐えて鑑賞しないといけない

時代とともに少しずつ改善されていく
館内は禁煙になり スクリーンの霞は無くなった
数本立ての上映は減って単品立ての上映が増えてきた
中には何時間居ても追加料金は発生しないオールナイトの映画館もあった
夜飲んだ後はオールナイト上映館で寝て朝帰ったりもした
通路に新聞紙を敷いて寝ている人もいた

懐かしい映画を低価格で上映する映画館もいくつかあり学生時代はそんな映画を狙って見に行ったりもした
学生にとって最新よりも低価格がうれしかった

時代は流れてシネマコンプレックスの時代に入っていった
シネコンの映画館はどこもいっぱいになっていた
観たい映画を都合の良い時間で観られる
映画館に行ってどの映画にしようかと考えることもできる
ネット予約も可能になった
映画が一層身近になってきた
今まで自由だった座席も指定席になりあわてて席取りしなくて良くなった
音響もライブ会場並だ

そんな時代に最悪の時代が来た
新型コロナウイルス感染症の流行
映画館に行けない時代が来た
映画だけではなくほとんどのエンタメがだめになった
毎年行っているジャズライブも中止になった
旅行も行けない
最悪自分の県から出てはいけない
レストランも行けない
やってても高いアクリルで仕切られた空間での黙食
このままどうなるのかと思っていた

そこで自宅で楽しめるサブスクリプションで映画を観ることを始めた
映画は劇場で観たいがサブスクでも良いかと変化してきた
始めて見ると実に楽しい
映画や音楽ライブ アニメ等も楽しめる

特に昔の映画 黒澤明監督の映画にはまった
ストーリー テンポ すべてに感動した
海外の映画監督が尊敬するはずだと思った
そして寅さん
自宅でリラックスして鑑賞するには実に面白い
日本映画の素晴らしさを再認識した
洋画ではハリーポッターやターミネーターなどをまた見直す事も出来る
クラッシック映画が限りなく観られる事に大感激した
アニメは初回からの登場人物を確認しながら観ている
昔観た映画のストーリーをおさらいしながら楽しむこともある

コロナも落ち着いてきて劇場で観ることも可能になってきた
今では話題になった映画をサブスクで観ることも多くなった
サブスクが当たり前になってきた
映画館で観ることとサブスクで観ることの楽しみ方の違いはあるが映画を自由に鑑賞出来る今の時代は幸せだと思う
あまり話題にならなかった作品にも思いがけず名作として出会うこともある
これからも楽しい映画に出会うことを期待したい

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