私の記憶の中の三上寛 河島英五

高校時代フォークソングを良く聴いていた
フォークコンサートにも行っていた
井上陽水 友辺正人 高田渡 加川良 等当時の最前線のフォークシンガーのライブだった
そんな中に印象的なシンガーがいた

三上寛
心の叫びを歌うシンガー
当時高校生の私にはショックな出会いだった
世相を斬るシンガーたちは綺麗な声で歌詞の意味をしっかりと伝えていた
しかし三上寛はちょっと違った
泉谷しげるのシャウトともちょっと違う
語る&心の叫び
まだ20歳前後の若者が人生を強烈に歌っている
その後シンガーとしても役者としても活躍して行く

正直長い間私の良く聴く音楽リストには三上寛は入っていなかった

建築関係の番組が好きであるとき興味ある番組を観てると 
池田エライザ主演の”名建築で昼食を”に喫茶店のマスターをしている三上寛を見つけた
懐かしく思いネットで三上寛を探した
懐かしい曲を聴きながら当時を思い出す
自然にのめり込んで行く
未熟だった当時を反省した

”夢は夜ひらく”
この曲のすごさは平和な中で過ごしていたあの時の私には理解出来なくてもしょうがないと思った
やっぱり三上寛はすごい詩人だと再確認した

また同じ頃 髙石ともやのライブを聴きに行った
素晴らしい歌声迫力ある声量
これが一流かと思った
でもその前に衝撃的出会いがあった
出てきたのは河島英五だった
三上寛以上のショックを受けた
あの声で素晴らしい曲を奏でる
なんて説得力のある歌声
あの声でラブソング
フォークソングはフォークギターで歌うことが普通だと思っていた
ピアノでずっと横を向いてライブをしていることにまだ慣れていない時代だった
私こそ”時代おくれ”だったのかもしれない
”てんびんばかり”は心に刺さる一曲だ

今の時代も良い曲は沢山ある
しかし同じ時代を生きてきたシンガーの歌は自分の人生と重なり泣きそうになる
昔の音楽を自由に聴ける今の文明に感謝する

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