免許証を返納する人と他人の車を利用する人

最近のニュースで免許証返納の話題が時々上がってくる
高齢者の事故が多いから
確かに「ペダルの踏み間違い」の事故や「ハンドル操作ミス」は多いかも知れない
しかしこれは高齢者に限ったことではないはず
若い人のスピードの出し過ぎによる事故も多いが高齢者のペダル踏み間違いは特にニュースになりやすいし話題になりやすい
そして免許証返納の話題になる

高齢者は反応速度が落ちてきている
本人は反応速度に変化は無いと思い込んでいる
まだまだ運転に支障は無いと考える
踏み間違いなんて起こすわけは無い
若いときとほとんど変わらない
と考える

どんなに優秀なスポーツ選手も歳と共に能力は落ちてくる
そして引退する
元々普通の人間は高齢になればいつも上れてた階段もきつくて上れなくなっていく
人間そうやって老いていく
車の運転だけが大丈夫なことは無い

中には安全運転のための装置もある
現在「ペダル踏み間違い急発進抑制装置」という安全装置の付いている車もある
高齢になって安全装置の付いている車への買い換えは予算的に難しいのかも知れない
しかし事故った後に「免許証返納」を考えるのでは遅すぎる
高齢者の事故と言われるニュースにならないためにはこのような投資も必要なのかも知れない

都会では車が無くても生活出来る環境が整っているが地方では車無しでは生活が大変な所も多い
今車を取り上げられては生活出来ない
と思う人も多い
野菜ひとつ肉ひとつ買いに行くことも難しくなる
冷凍の商品などはもっと難しい
一週間分のまとめ買いの時はどうする
毎週タクシーで買い物に行く?

でもこれは現在車を所有し自分の力で生活している人の考え方

最初から免許も持たずに車の生活を他人に委ねている人もいる
通常はバスを使いタクシーを使いたまには他人の車を利用する
そして「ありがとう」と感謝の気持を言ってまた頼む

中には「車があっていいね」という人もいる
ガソリン代だけ出せば良いと考えている人もいる

車を維持するのにどれだけ金が掛かっているのか考えたことはあるのだろうか

免許を取り車を買い駐車場を借り税金を払い定期的に整備し車検を通し
どれだけお金を掛けているのか知っているのだろうか

若いときに特に深い考えも無く自然の流れで自動車教習所に通った
それは免許証は生きていく上で必要になるのだろうと単純に思っていたから
バイト代をそれに充てた
会社に入っても免許証は必要だった
いろんな場所での本人確認も免許証が必要だった
遊びに行く時に車が必要なこともあった
出張してレンタカーを借りることもあった
免許証があることでそのグループの運転手になる場合もある

その努力を免許証を持っていない人たちはどう思うのか
免許証が無いことを理由に誰かのお世話になっていないか
自分の努力が足りない理由で免許証を持っていないことに気が付いていないのかも
車の生活はそのために努力した人の結果であって努力してこなかった人が「車があっていいね、うらやましい」と言うことはちょっと勘違いしていると思う
それでも便利だからと車を持っている人を利用し高齢になれば危険だから免許証返納しろと言う
努力してきた人は病気で無い限り 今簡単には免許証を手放したくは無い
まわりから危険だからと言われても車の無い生活を想像出来ない
これが普通の自分の生き方だから
ひとりの空間に慣れきってしまっている生活から簡単には変われない
しかし高齢になれば事故に遭遇しないために真剣に考えなくてはいけない

今はネットでいろんな買い物が出来る
家から出なくても冷凍の商品でも家に届く
その環境があれば生活には困らない
しかし人間それだけでは楽しくない
行きたいところに自分の力で行きたい
今までそうしてきたから
自分の力で思ったところに生きたい

そうすることで人間らしさをキープしたいのかも知れない

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